レバノン派兵問題で公正発展党員が首相と外相を質問ぜめ(Radikal紙)
2006年09月05日付 Radikal 紙
レバノンへの派兵決議(内容)の線引きについてエルドアン首相とギュル外相に質問を浴びせかけた公正発展党所属の国会議員らは、とりわけ軍の派遣地域での任務とヒズブッラーの非武装化に対して懸念を示した。
議員らは次のような質問をおこなった。
・レバノンへはアメリカとイスラエルの利益を守るために派兵するのか?
・トルコ軍の任務とは具体的に何をすることなのか?ヒズブッラーを非武装化させるような極秘任務もあるのか?
・国連平和維持軍の中立性はいかに確保されるのか?予想される武力衝突にあたって決定権は誰にあるのか;トルコ軍が武力衝突に関与することとなったら、どの程度の対応を迫られるのか?
・派遣案に書かれていないが派兵の規模はどれほどになるのか?
・アメリカはなぜ派兵しないのか?彼らが抱く懸念をわれわれは持ち得ないのか?
・派兵(問題)に早くから携わってきた;細心の注意をもって振る舞うことはできなかったのか?
・「トルコ軍を皆が望んでいる」とおっしゃる。イスラエル、レバノンや両国以外の勢力と接触したのか?本当に皆がトルコ軍の派兵を望んでいるのか?
・イスラエルが派遣地域で行った破壊の責任は問われるのか?
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:3430 )