車の売れ行きが落ちる中、ポルシェの需要は増加傾向(Milliyet紙)
2006年09月07日付 Milliyet 紙

市場で起きている価格変動により、自動車市場が40%縮小する中、ポルシェの販売台数は昨年より120%増えた。今年トルコでは217台のポルシェが販売される見込みである。

トルコにおける今年の自動車の販売台数が75万台と予想される一方、5月に始まった価格変動により、この予想は63万台にまで下がった。7月に自動車市場は40%縮小した。こうした状況にもかかわらず、ポルシェの販売台数は去年と比べて120%増加することが予想されている。

(モデルによって)価格が9万ユーロから30万ユーロまで変わるポルシェブランドの車は、(今年に入って)これまでに154台販売された。注文の数から見て、今年の終わりにはこの数字は217台に達するだろうと予想されている。この台数は、去年と比べて120%の増加を意味する。トルコでのこの売り上げの伸び率は、ポルシェが最も多く売られている国であるアメリカさえ超えた。ポルシェの売り上げの伸びという点では、中国が(前年比)60%増でトルコに次いでいる。ポルシェのトルコでの販売代理店であるドウシュ自動車のアジュラン・アジャル代表取締役は、ポルシェ社の幹部がトルコを他国へのお手本として示したことを明らかにした。

■「ベントレーも供給する」

アジャルは、「我が社には今年、価格が30万ユーロの911ターボモデルについて10台の割り当てがあったが、すべて売れた。20台の割り当てがあったとしても、すべて売れていただろう」と語った。ドウシュ自動車は、高級自動車ブランドのベントレーもトルコに供給する予定である。
アジャルは、ヨーロッパで最大規模の2つのトレーラー製造会社の1つであるクローネが、生産のためにトルコを選んだと話した。アジャルは、クローネとともに初期段階で年間5千台のトレーラーを生産する工場のために、3000万ユーロの投資を行うことを明らかにし、2007年には生産を開始する計画であると述べた。

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( 翻訳者:佐藤淳也 )
( 記事ID:3448 )