エジプトで再び列車衝突事故、死者5名、負傷者30名 (アル・アハラーム紙)
2006年09月05日付 Al-Ahram 紙

■シェビーン・アル=カナーティルで旅客列車と貨物列車が新たな衝突事故
■両列車の運転手と乗客3人が死亡、30人が負傷し、車両一台が農地に転落

2006年09月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

カリユーブでの列車事故から3週間も経たないうちに、カリユービーヤ県のシェビーン・アル=カナーティルに位置するテッル・アル=ヤフーディーヤ地区で旅客列車と貨物列車が衝突、新たな痛ましい事故が発生した。

警察当局はこの事故での死者は5名、負傷者は旅客列車に乗っていた30名であることを確認し、直ちに軍と消防を事故現場に配備して、旅客車両の残骸からの犠牲者の搬出に当たらせた。情報筋によれば、二台の列車の機関車同士が衝突し、結果両運転手が死亡、車両1台が隣接する農地に転落したという。

カリユービーヤ県警察本部の対策室は、マルジュからシェビーン・アル=カナーティルに向かう旅客列車と、アブー・ザアバルからマルジュに向かう貨物列車間の衝突事故が発生したとエジプト鉄道局からの通報を受けた。
警察情報筋によると、貨物列車が旅客列車の進路前方に誤って停止していたものと見られる。警察当局が現場に急行した結果、死者5名と旅客列車2両の残骸の中に負傷者30名がいることが明らかになった。生存者のうち重軽傷者計5名が搬出され、手当てのためカリユーブ総合病院へ運ばれた。
(後略)



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( 翻訳者:玉井葉子 )
( 記事ID:3452 )