イワノフ露安全保障会議書記、ハーメネイー最高指導者に親書
2007年01月28日付 Hamshahri 紙
【ハムシャフリー・オンライン】ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記はムハンマド・エルバラダイIAEA事務局長提案に関し、「イラン核問題にはさまざまな側面があることから、提案に関しても、双方の利益が確保されるよう、鍛え上げて包括的なものにする必要がある」と語った。
バフマン月8日〔1月28日〕日曜日の夜、ロシアのイゴーリ・イワノフ国家安全保障会議書記との共同記者会見に臨んだアリー・ラーリージャーニー書記はさらに、「どのようなメカニズムによって、提案を実り豊かなものにし、双方の利益を確保できるのか、検討しなければならない」とも付け加えた。
ラーリージャーニー書記はまた、イワノフ書記のイラン訪問の重要性に言及し、「イワノフ氏はウラディーミル・プーチン露大統領から〔ハーメネイー〕最高指導者、及び〔アフマディーネジャード〕大統領への親書を携行した」とも語った。
その上でラーリージャーニー書記は、イワノフ書記との会談の中で、重要な地域・国際問題、及び核問題に関して、詳細な協議を行ったと強調した。
それに対してイワノフ書記もまた、ロシア政府はイランとの関係拡大を望んでいることを伝えることが、プーチン露大統領のイラン最高指導者・大統領宛の親書の主な目的・理念であると語った。
その上でイワノフの書記は「ロシアはイランを古くからの隣人、パートナーであると考えている」と付け加えた。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10003 )