【ハムシャフリー・オンライン】インドネシア自然災害本部の当局者は、ジャカルタの75%が浸水の被害にあっていると発表した。
BBCの報道によると、インドネシア自然災害本部当局者はこの国で起きた前代未聞の大規模な洪水によって、死者の数は25人にのぼっていると発表し、さらにジャカルタの約75%が深刻な浸水被害にあっていると述べた。
家が完全に水没し住める状態にないことから、34万人以上が自宅からの避難を余儀なくされるなど、ジャカルタ市は現在異常な状況に陥っている。
他方、同国の保健衛生当局は、水を介した様々な病気が蔓延していることを明らかにし、市民にミネラル・ウォーター以外の水を飲むのは控えるよう呼びかけた。
〔インドネシアでは〕数日前から続いているモンスーンによる降雨で河川が氾濫、洪水を引き起こしている。その結果、電線が切断され、さらに公共交通網が遮断される事態となっている。
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( 翻訳者:山下涼生 )
( 記事ID:10115 )