学生ら、スイス大使館前で抗議集会
2007年02月10日付 Iran 紙


【政治部】全国の大学から参集した学生らの一団が、昨日イランにおけるアメリカの利益代表部であるスイス大使館前で、抗議集会を開いた。

 《学生ニュース・ネットワーク》が伝えたところによると、《全国独立学生イスラーム協会連合》主催のこの集会で、参加者らは根拠のない脅迫じみたアメリカの言動に対する抗議を表明した。

 この集会ではまた、次のような内容の声明文が出された。「今日、人権の唱道者たちは恥も外聞もなく、人間の基本的な権利を侵害している。犯罪者アメリカとカネで雇われたその同盟国どもは、世界の諸国民の自由を奪おうと奔走している」。

 同声明文はさらに次のように続けている。「われわれ《全国独立学生イスラーム協会連合》の学生は、バフマン月22日〔2月11日=革命記念日〕を直前に控え、アメリカの不法なる利益を代表するスイス大使館前に参集し、集会を開いた。その目的は、核の平和エネルギー技術を初めとする最新技術〔の獲得〕を前にしたアメリカとその同盟国の脅迫や妨害行為、アメリカによる〔イラン人外交官の〕拉致、そして〔イスラエルによる〕アル=アクサー・モスクへの破壊行為に対する我らの抗議の声を、アメリカの首領どもに伝えることである」。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10150 )