ラーリージャーニーがソラナEU代表と会談、核問題での交渉再開を確認
2007年02月11日付 Hamshahri 紙


 ハムシャフリーオンライン:ハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表は、イラン国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記との会談の成果を評価した。

 フランス通信社(AFP)のミュンヘンからの報道によると、ソラナ代表は会見の最後でラーリージャーニー氏に対し、「短い時間ではあったが、有意義な会談だった」と述べ、「この会談の目的は対話路線を取り戻すことにあった」と発言した。

 ソラナ同上級代表とラーリージャーニー氏の前回の会談は、ベルリンで行われた2006年9月のものに遡る。ソラナ氏は3年前からドイツ、フランス、イギリスの外相らと共にイランのウラン濃縮活動を停止させるべく努力してきた。

 ラーリージャーニー書記はミュンヘン安全保障会議(訳者注)が始まる前に、「我々は、イランの政治的意志は、交渉による核問題の解決であることを表明する。なぜなら、我々は地域情勢の悪化を望んではいないからである」と発言した。

 同書記はまた、「エルバラダイIAEA事務局長へ送付した書簡の中で、イランは、一定の条件の下で交渉を再開する用意があることを伝えた」と述べた。

(訳者注)第43回ミュンヘン安全保障会議。今年は、2月9日から11日まで開催。

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( 翻訳者:笹川由香里 )
( 記事ID:10168 )