ザーヘダーン爆破事件のテロリスト1名に絞首刑執行
2007年02月20日付 Iran 紙


【政治部】先週水曜日にザーヘダーンのサーロッラー通りで起きたテロ事件の犯人のうちの1人が、イスラーム革命裁判所の判決によって、昨日朝9時30分、事件が起きた現場で、公衆の面前で絞首刑に処された。

 本紙記者の取材によると、ザーヘダーンのイスラーム革命裁判所から下された判決により、ファギール・モハンマドの息子ナスロッラー・シャンベゼヒーは、治安維持軍へのテロ、革命防衛隊員を乗せた車両の爆破、市民二人の殺害、及び銀行強盗の容疑で死刑宣告を受けた。この報道によると、ザーヘダーンの市民は、治安機関の迅速な措置を歓迎し、州内の危険分子に対する断固とした、より厳しい措置を求めたとのことである。

 ▼ アメリカ、ザーヘダーンでのテロ行為を非難せず

 アメリカ政府は、数十名の死傷者を出したザーヘダーンでのテロ活動への非難を控えた。米国防次官のマーク・キミット〔?〕は、ロンドン発行のアッ=シャルク・アル=アウサト紙の取材の中で、イラン・ザーヘダーンの最近のテロ活動に反応を示さず、「十分な情報が入っていない」と述べるにとどまった。

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( 翻訳者:真塩和也 )
( 記事ID:10257 )