エスファハーンのチャイハーネから水タバコが消える!
2007年03月11日付 Iran 紙
エスファハーン州医療衛生ワーキンググループの決定により、今後すべての場所・チャイハーネでの顧客への水タバコの提供が禁止され、法的な取り締まりが行われることになった。
エスファハーン州医療衛生ワーキンググループの会合では、社会の健康の増進と若年層の間での水タバコの喫煙拡大の防止を目的に、治安維持軍、司法関係機関、医科大学、州、その他の関係者らからなる水タバコ禁止実施委員会が立ち上げられ、同決定事項の実施について措置を講ずることが決まった。
エスファハーン州の政治・治安担当副知事の主催で行われたこのワーキンググループでは、また医科大学薬剤食品局から、使い捨て容器の使用について議論が提起され、「暖かい食べ物をこの種の容器に入れることは、ガンの発生率を上昇させる可能性がある」との指摘がなされた。
エスファハーン医科大学を代表して会合に参加したシャーネサーズ博士は、このことに関して、「植物ポリマーを使用した使い捨て容器を州で作るべきだ。これは、合成ポリマーで作られた使い捨て容器の代替品として最適である」と述べた。
同博士は続けて、「この新しい容器は、トウモロコシのデンプンからできたもので、6ヶ月以内に分解され、自然のサイクルに戻る。それゆえ、自然環境にも問題を起こさない」と指摘した。
この会合ではまた、医科大学が非伝染性疾病に関して行われた研究レポートを発表、計画的な対策が採られなければ、非伝染性疾病による社会の健康に対する被害は甚大なものとなると指摘した。
同大学はまた、エスファハーン州での死亡原因の50%が心臓疾患によるものであり、さらに20万人から30万人の糖尿病患者が同州には存在すると指摘した。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
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