ナショナリストがヤンドゥム・アリに夢中 -ロイター通信社、トルコ映画を紹介
2007年03月15日付 Hurriyet 紙

ケナン・イミルザルオールとジャンス・デレが出演した映画「最後のオスマン人―ヤンドゥム・アリ」を、ロイター通信社が紹介した。ロイター通信は、イスタンブルを占領したイギリス人に対し戦った一人の英雄を描いたこの映画を、トルコで高まるナショナリズムの流れを示す1つとして位置づけた。
ロイター通信は、テレビスターの人気のお陰で、トルコ映画はかつて国内で優勢を極めたハリウッド映画と肩を並べるものであると評価し、トルコの商業娯楽映画は、海外で賞賛を受けた芸術的なトルコ映画よりさらに人々に求められていることを明らかにした。
ロイター通信に対して語った映画監督ムスタファ・シェヴキ・ドアン氏は、「ヤンドゥム・アリは偉大な英雄であり、英雄とは常に我々の注目を集める。トルコ国民が行ったことを知るために、我々もこうした方法をとっている。大多数の人々がナショナリズムを鼓舞する映画を好むということを知っている」と話した。ドアン氏は、ナショナリズムを元来あまり好きではなったと強調して語った

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( 翻訳者:住永千裕 )
( 記事ID:10411 )