アヤソフィア、カーリイェ博物館に「モスク」付記を可能とする議案、却下
2007年03月16日付 Yeni Safak 紙

 イスタンブル大都市議会は、開発計画でアヤソフィア博物館とカーリイェ博物館の「モスク」への変更を希望する議案を、昨日また決議することが出来なかった。2年間で3度、大都市議会に提出されたこの議案に関する報告書は、都市計画局に戻された。

 継承ワクフ・歴史遺産及び環境保存協会は2005年6月15日に自治体(イスタンブル市)に申請して、5000分の1の縮尺の歴史的半島保護目的開発計画(図面)で、現在博物館となっているアヤソフィア博物館とカーリイェ博物館をノートルダム・ド・パリ教会・博物館の例のように「モスク・博物館」として扱われるように提案した。ワクフ管理局はといえば、アヤソフィア博物館とカーリイェ博物館から博物館の機能を取り除き、計画書にモスクと記載されるよう求めた。他にも同様の要求をした人々がいた。

 アヤソフィア博物館とカーリイェ博物館がモスクとして計画書に扱われることを希望するこの申請は、2005年10月13日以来3度、大都市議会の議題となった。その都度担当局に送り返され、昨日の議会でも提出され、そしてまた担当局へ送り戻された。
 

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:10420 )