エジプト議会、フェリー「サラーム98」号沈没事故の徹底究明を明言
2007年02月26日付 Al-Ahram 紙
■ 議会にてスルール議長:フェリー「サラーム98」の沈没に関する事実が明らかになるまで、人民議会は目をつぶらない
2007年02月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
アフマド・ファトヒー・スルール人民議会議長は、フェリー「サラーム98」の沈没に関する完全な事実が明らかになり、いくつかの不明点が解明された上で出来るだけ近いうちに公表されるまで、議会は目をつぶらないと強調した。この事件については現在、特別部会で調査が行われている。議会は事件の最終報告が提出される際には、国民と犠牲者の家族に事実を明らかにするため、この事件に関する証人喚問を検討予定であるとも語った。
スルール議長は、救難信号が受信されていたのかどうかをめぐる疑惑に関し、アフマド・シャフィーク民間航空相の調査チームの回答を個人的に聞きとり、真相究明委員会の場で全ての事実が明かされるよう、この件についての調査内容を議会から国防省に送付したことも公表した。
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( 翻訳者:河上直衣 )
( 記事ID:10438 )