ギュル外相:首相はオジャランを「さん」付けで呼んでいない
2007年03月21日付 Zaman 紙

アブドュッラー・ギュル外相兼副首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がテロ組織の(元)リーダーであるアブドュッラー・オジャランを「sayin(=さん、様)」という敬称を付けて呼んだという主張は事実ではないと述べた。

ギュル外相は今日日帰りでマケドニアを訪問。出発前に(アンカラの)エセンボア空港で記者団の質問に答えたギュルに対し、「共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首が、エルドアンがオジャランを“さん付け”で呼んだとしており、これに関する資料も手元にあると言っているが?」という質問が飛んだ。

これに対しギュルは、「大統領選挙が近づく一方で、彼らはまだまだ多くのことについてこのように話を持ち出してくるはずだ。誇張された、真実ではない事柄に対応する準備はできている」と話した。またインターネット上にこの件に関するいくつかの録音データがあるという話についても、「これらのデータは本物ではない。(実際とは)異なる形で伝えられている。残念ながらこのやり取りを悪用するために...」と語った。

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( 翻訳者:穐山 昌弘 )
( 記事ID:10451 )