ムバーラク大統領、アラブサミット成功に向け活発な動き
2007年03月19日付 Al-Ahram 紙

■ エジプトはリヤドで開催されるアラブサミットの成功を保証するよう努めると強調
■ ムバーラク大統領、ムーサー事務局長とサミットの議題を検討 モロッコ国王からの書簡を受け取る
■ 大統領は来週ライス国務長官と会談予定 木曜と金曜にはトルコを訪問

2007年03月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 3月28日にリヤドで開催されるアラブサミットの準備のために集中的な連絡をとり、継続的な協議をする中で、ホスニー・ムバーラク大統領は、このサミットの成功の保証に努めたいとの大統領自身およびエジプトの意欲と、今回のサミットがアラブ諸国にとって重要で決定的な時期に行われることへの満足を表明した。

 スライマーン・アウワード大統領府報道官は昨日、大統領がアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長と会談した直後に、「[サミット成功という]目標に向けた大統領の連絡協議は継続的で、途切れることがなかった。サミット開催まで続けられることだろう」と述べ、協議は必ずしも訪問の形をとる必要はなく、電話や使節の派遣や書簡の形もありうるとした上で、大統領は連絡をとり続けることでサミット前にアラブ協調の空気の醸成に努めていると語った。また、「大統領はアラブ連盟事務局長と、サミットで提案されている行動日程と議題について協議した」と発表した。

 一方、ムーサー事務局長は会談直後に、「アラブサミット準備のため、今日からサウジアラビア、ヨルダン、シリアへの歴訪を行う」と公表し、開催準備は間もなく終わるとして、
「サミットは、中東が政治や悪化する治安といった諸問題を抱え、きわめて困難な状況に置かれている中で行われる。そうした問題のいくつかは、解決から遠ざかるばかりだ」と述べ、「サミットではアラブ世界における経済・成長の改革問題も議題に上る」と付け加えた。

 またロードマップのための国際カルテットとアラブ・カルテットの間で行なわれている会合や連絡協議についてアウワード報道官は、「これらの会合の目的は、パレスチナ・イスラエル間の和平問題に対するアラブ世界の見解と立場を提起することにある」と述べ、アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官が来週、ムバーラク大統領と会談予定であり、同様にライス国務長官は来る4月に開催予定の国際カルテットとアラブ・カルテットとの会合に備え、アラブ・カルテット諸国と会合すると明かした。

 またムバーラク大統領とイラク国民合意を率いるイヤード・アッラーウィー元首相が昨日行なった会談についての質問に答えてアウワード報道官は、「この会談は、大統領のイラク情勢への関心と、イラク情勢をフォローする熱意との現れであり、『エジプトはイラク人民を宗派やイデオロギーで色分けしない、イラク国民として等距離で接する。イラクはひとつだ』と大統領は断言した」と述べた。

 さらにアウワード報道官は、「ムバーラク大統領は次の木曜日と金曜日にトルコを訪れる予定である。この訪問は、エジプトとトルコの最高レベルでの継続的な連絡と協議の枠組の中で行われる」と説明した。

(後略)

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( 翻訳者:新谷美央 )
( 記事ID:10469 )