年越しに1億1800万通の携帯電話ショートメールが送信
2007年03月25日付 Iran 紙

【経済部】ノウルーズの元日に約1億1820万通のショートメール(SMS)が、《政府系携帯電話ネットワーク》の利用者によって送信された。

 イラン電話電信社の広報総局長のダーヴード・ザーレイヤーン氏は、このように述べた上で、さらに「この数字は、1385年エスファンド月29日〔2007年3月20日〕の午後から翌年のファルヴァルディーン月1日〔2007年3月21日〕の午後までの間に送信されたショートメールの件数である。また、同日送信されたメールの80%が、無事にメール送信が行われた」と語った。

 同氏はまた、〔1日に1億ものメールが無事に送信された〕要因として、利用者らの協力によりショートメールが分散されて送信されたこと、及び送信センターが新たに3基造設されたことでネットワーク容量が増大したことを挙げた上で、「これまでのSMSの最大送信記録は、ガディール祭〔*〕の時の7200万通であった」と述べた。
〔註:預言者ムハンマドがアリーをイスラーム共同体の後継指導者に指名したことを祝うシーア派の祝日。もっとも最近のガディール祭は1月7日〕

 サイヤール通信社〔イラン電話電信社が運営する政府系携帯電話ネットワークのこと〕のヴァヒード・ソドゥーギー代表取締役は、昨年行われた最新の記者会見の中で、今年のノウルーズに約1億通のSMSがやり取りされることで、これまでのSMS送信記録が塗り替えられるであろうと予測していた。

 1通のSMSを送信するためには14トマーン〔約1.8円〕の料金がかかることから、携帯電話の利用者らは新年に約16億5480万トマーン〔2億1千万円〕の収益を政府にもたらしたことになる。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10483 )