祖国党の大統領候補は女性教授: 本人はオファーを否定
2007年03月28日付 Zaman 紙
大統領を国民投票で選ぶことに固執している祖国党のエルカン・ムムジュ党首は、大統領官邸に女性を送り込もうとしている。
ムムジュ党首が女性候補のいくつかの特徴について言及したにもかかわらず、機密事項のように隠していたその人物の身元が明らかになった。大学教授のデニズ・ウルケ・アルボアン博士だ。国家諜報機構の元職員(現在は退職)であるマヒル・カイナク博士の娘アルボアン教授は、現在バフチェシェヒル大学で講義している。同教授は市民社会活動や新聞でのコラム執筆も行っている。夫は、〔バスケットボールチームの〕ウルケルスポルのマネージャー兼トルコサッカー連盟事務総長を務めるかつての有名なバスケットボール選手、ルトフィ・アルボアン氏だ。祖国党のエルカン・ムムジュ党首は、女性大統領候補に関して、先週次のように述べていた。「女性大統領候補を構想しています。彼女が選ばれたらトルコは変わると確信しています。トルコの女性有権者の強い支持で必ずや選ばれる人物です。学問の世界に身を置きながら社会で活躍する人物です。この候補者が大統領になれば、トルコはよりいっそう幸福な国家になるでしょう。」本紙の質問に対しデニズ・ウルケ・アルボアン氏は、ムムジュ党首の話は知らないと語った。この件についてムムジュ党首と話し合っておらず、この件について今の段階で話すのは適切ではないので説明したくないと述べた。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:10506 )