4月9日の「核技術獲得国民記念日」にナタンズでセレモニーが開催
2007年04月07日付 Iran 紙

【政治部】ファルヴァルディーン月20日〔4月9日〕の「核技術国民記念日」を祝うセレモニーが、大統領出席のもとナタンズで開かれる予定だ。

 ファルヴァルディーン月20日は、昨年イランがウラン濃縮技術を獲得し、ナタンズにおけるウラン濃縮カスケードの稼働開始が発表された日に当たる。このニュースを受け、文化革命最高評議会の承認のもと、ファルヴァルディーン月20日はイランの公式カンレンダーにおいて「核技術国民記念日」に定められた。

 数日前、レザー・アーガーザーデ原子力庁長官は、来週にもイランの核技術の進歩について吉報を発表する予定だと語っており、月曜日に行われるこのセレモニーで、この吉報が大統領の口から発表されるとの期待が高まっている。

 イラン・イスラーム共和国は昨年、燃料サイクルに関わる核活動の停止措置を2年半ぶりに解除し、これまでのところ164基の遠心分離器からなるカスケード2基を設置・稼働している。現在、発電所用核燃料の半産業生産に向け、3000基の遠心分離器からなるカスケードを、ナタンズの核施設で組み立てているところである。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10584 )