ウォルフォウィッツ世銀総裁からトルコの靴下生産者にお礼の手紙
2007年04月14日付 Zaman 紙
今年1月のトルコ訪問の際、セリミイェモスクを訪れた折に、穴の開いた靴下を履いている姿をメディアにとらえられた世界銀行のポール・ウォルフウィッツ総裁は、彼に靴下を送った靴下生産者にお礼の手紙を送った。
イスタンブル既製服ならびに既製服輸出業者組合の靴下業者委員会の委員長で、ウルトラ靴下社の代表取締役オズカン・カラジャ氏は、2月1日にウォルフォウィッツ氏へ小包で靴下を送ったと語った。カラジャ氏は、靴下と一緒に、世界におけるトルコの位置づけ、靴下といえばまず思いつく国がトルコであること、そしてEU諸国の2人に1人がトルコ製靴下を履いていることと、さらにはとても高品質な靴下が生産されていることを伝えたと述べた。
カラジャ氏は待っていた返信が届いた言い、次のように続けた。
「世界銀行総裁は、靴下に謝意を表し、一生分に足りる程の靴下であるのでその一部をワシントンDCで靴下を必要としている人たちに送ろうと思うと言っている」
カラジャ氏は、ウォルフウィッツが「またも倹約家の一面を見せ」、返信を3月23日に普通郵便で投函し、それにより投函から20日後に手元に届いたと話した。
現地の新聞はこちら
モスクでは靴下の穴に注意!― 世銀総裁の招いた悲劇(2007年02月02日付Hurriyet紙)
( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:10645 )