トルコ西部と南部が春らしくなってきた一方、東部では雪が降り人々を驚かせると同時に、様々な影響をもたらした。花が咲く木々が雪で白く覆われていく中、いくつかの郡では学校が休校となった。
カイセリ市中心部と郊外では、昨晩降り始めた雪が、特に標高の高い地域に影響を与えた。あんず、アーモンド、プラムなどの果樹が雪で覆われ、生産者を悩ませた。
ビトゥリス県知事ジェヴデット・オズデミルは、「4月にこれほど雪が降ったのを見たことがなかった。県中央部の積雪の深さは50cmほどになるだろう。この状況下で経済不況が続いている我が県へ、政府の支援を期待している」と述べた。県内の280の村道が通行止めとなる一方、タトヴァン郡では小学校が午後から休校となった。
ボル県では長く続いた冬に引き続き、寒気が影響をもたらし、午後には雪が降り積もった。ここ数年4月の雪を見ていなかった人々は、突然降り出した雪を見ると驚きを隠せなかった。
春とともに花が咲き始めるスィヴァス県でも、降雪が標高の高い地域や各地に影響を及ぼした。
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( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:10669 )