シリア政府、イスラエルとの和平交渉に関する発言を否定
2007年04月15日付 Al-Nahar 紙

■ シリア政府、イスラエルとの和平に関するイブラヒーム・スライマーン氏の発言を否定

2007年04月15月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【ダマスカス:AFP】

 シリア系アメリカ人のビジネスマンであるイブラヒーム・スライマーン氏が木曜日、シリアとイスラエルの間で秘密和平「交渉」が行われたと語ったことに関してシリア政府は昨日、「シリアの見解を反映していない」との見解を示し、スライマーン氏の発言を否定した。

 シリア・アラブ国営通信「SANA」は外務省高官筋の話として、「シリア系アメリカ人であるイブラヒーム・スライマーン氏の発言と意見はシリアの見解を反映していない」と伝えた。また、「シリアは公正で包括的な和平の実現を切望しており、いかなる秘密会談も非公式ルートを通しての交渉も拒否するとを何度も強調してきた」と付け加えた。

 スライマーン氏は木曜日にイスラエルで、イスラエルとシリアは半年以内に和平合意の達成が可能である、と発表していた。そして、「もし双方がそれを望めば和平は6ヶ月以内に可能である」と語った。また、「交渉は終了しており、二回か三回の会談の間に取り扱いが可能な副次的な問題を残すばかりである。和平は今や可能になった」と強調した。

 シリア系アメリカ人のビジネスマンであるスライマーン氏はアロン・リエル前外務次官による2004年9月から2006年7月の秘密和平交渉に参加しており、この交渉に関する聴取のため、議員の招待で水曜日にイスラエルに到着した。

 シリアの情報筋は、「イブラヒーム・スライマーン氏や同様のシリア系外国人が祖国を訪問するのは自然なことである。彼は和平プロセスにおいて何らかの役割を果たすことを提案する他の人々と同様に、暗闇の中で会談を行ったり非公式のルートを経由して交渉を行ったりすることをはっきり否定するシリアの立場を聞いている」と述べた。

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( 翻訳者:工藤章 )
( 記事ID:10744 )