■カイロ東部の水道復旧は本日早朝と水道会社社長が保証
2007年04月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
東部の諸地区を潤すメインの水道管が破裂し、カイロ東部の10以上の地区の住人が一昨日から水なしで生活している。水道の復旧日時に関する責任者の発表は錯綜しており、当初は昨日夜8時に水道管の修理が終了しているはずであったが、その後上下水道会社のアブドゥルカウィー・ハリーファ社長はヘリオポリス、ザイトゥーン、キバーウ、マタリーヤの各地区に水が戻るのは今日の早朝だと発表した。
住民への水供給のため、会社は給水車を派遣する必要に迫られた一方、カイロ東部の市場からはミネラルウォーターが姿を消し、いくつかの地区では値段が倍に跳ね上がった。会社筋が本紙のアブドゥルハーディー・タマーム記者に明らかにしたところでは、破裂した水道管の直径は1500ミリメートルで、地下15メートルの所に設置された防護用のコンクリート製トンネル内部を通っており、ヘリオポリス、キバーウ、ガマール・アブドゥンナーセル、タクシーム・アル=ティジャーリーイーン、アイン・シャムス他、ギスル・アル=スエズ通りから分岐した数々の地区に水を供給するため、ムスタリド給水所から延びている。
設置されてから40年が経過したこの水道管の破裂によって溢れ出た水を排水するために、10台の排水車が使用された。
突然の断水に見舞われた地区の住民たちは、状況を確認し、また修理終了と復旧の日時を知ろうと、大カイロ圏水道会社の責任者たちへ連絡を試みたが、彼らの電話はすべて通話圏外になっていた!
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( 翻訳者:工藤章 )
( 記事ID:10793 )