レバノン戦争の調査報告発表を控え、オルメルト首相への辞任要求高まる
2007年04月30日付 Al-Ahram 紙

■ レバノン戦争の結果がオルメルト首相を包囲、辞任を迫る圧力が増大

2007年04月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】

 本日公開予定である、先のレバノン戦争における失敗に関するヴィノグラード委員会の調査結果の反響がすでに出始めている。イスラエルのエフード・オルメルト首相に対する政治的・政党的な圧力は激しさを増し、「委員会報告はオルメルト首相とペレツ国防相に対して厳しい批判を向けるだろう」とメディアが報じたことを受けて昨日、諸政党や政治家らが首相本人と内閣に辞表提出を要求した。

 労働党所属のクネセト〔訳注:イスラエル議会〕議員で、先のレバノン戦争中にオルメルト内閣の大臣も務めていたオフィル・ピネズパズ議員は、オルメルト首相とペレツ国防相に辞任を要求し、「二人が責任を負ってその地位を退かなければ、イスラエル社会がつけを払うことになる」と述べた。他方で、国家宗教党(マフダル)との統一会派「国民統一リスト」代表のウリ・アリエル議員は昨日、議会を解散し新たな総選挙を実施する法案を提出し、「選挙の日程について政党間で合意する必要がある」と語った。

 一方、野党である右派政党リクードに属するギデオン・サアル議員は、「オルメルト内閣は欠陥内閣である」として辞任を要求、左派政党メレツのヨシ・ベイリン党首は、「ヴィノグラード委員会の報告書が公開された後に1日とて首相がその地位に残ることは許されない」と語った。

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( 翻訳者:新谷美央 )
( 記事ID:10795 )