イラン、イラク安定化に向けた国際会議に参加表明
2007年04月30日付 Al-Nahar 紙

■ イランがシャルム・アル=シャイフ国際会議に参加を表明
■ ライス長官、モッタキー外相との会談の可能性を否定せず

2007年04月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 今週の木曜と金曜にエジプトのシャルム・アル=シャイフで開催されるイラク国際会議への参加をめぐって数週間曖昧な態度をとり続けてきたイラン政府が昨日、マヌーチェフル・モッタキー外相を代表として同会議に参加すると表明した。アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、今回の国際会議を機にモッタキー外相と会談する可能性を否定していない。

 イラク当局は、今回の会議はイラク内の暴力行為を抑えることを目指した地域間協力におけるターニングポイントになるかもしれないと表明した。イランが会議への参加を表明したのと時を同じくしてイランのアリー・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記はバグダードを訪問した。ラーリージャーニー書記はイラクに3日間滞在する予定で、最初にヌーリー・アル=マーリキー首相と会談した。マーリキー首相は、「イラクを標的にしたテロ活動の影響はイラク国内にとどまらず世界各国に広がるだろう。各国はイラクのテロとの戦いを支援せねばならない」と警告した。

 イラクの近隣諸国(ヨルダン、クウェイト、サウジアラビア、シリア、トルコ)に加えてエジプト、バーレーン、安保理常任理事国5ヶ国、カナダ、ドイツ、イタリア、日本、EU、アラブ連盟、イスラム諸国会議機構、国連が招聘を受けている今回の国際会議については、イランだけが昨日まで参加を表明していなかった。

 匿名希望のイラン大統領府のある関係者は「ヌーリー・アル=マーリキー首相はイランのマフムード・アフマディーネジャード大統領に連絡をとり、国際会議に参加するよう要請した。アフマディーネジャード大統領はこの要請を承諾し、外相を代表として参加させると発表した。イランは国民に選ばれたイラク政府を支持しているからである。イランはイラクの安全保障と独立を断固として支持する」と明かした。

(後略)

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( 翻訳者:垣平浩明 )
( 記事ID:10807 )