サウジアラビア、パレスチナ自治政府資金援助へ送金ルートの確立を要請
2007年05月01日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ サウジアラビア、パレスチナ自治政府への2億5500万ドルの送金を可能にするためアッバース大統領にアメリカ政府との相互理解を要請
■ パレスチナ自治政府副首相、3ヶ月以内に内閣が解散すると予測

2007年05月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ラーマッラー:ワリード・アワド(本紙)】

 パレスチナの消息筋から本紙が昨日確認したところによると、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領と一昨夜リヤドで会談を行い、パレスチナ自治政府への送金に関する問題の解決を要請するとともに、パレスチナ人民への送金について国際社会が合意するメカニズムが整った場合にはサウジアラビアは自治政府を援助する用意があると述べた。

 同消息筋によればアブドゥッラー国王は、パレスチナ財務省への送金の経路を自治政府が確保できるなら、およそ2億5500万ドルを自治政府あてに送金する準備があると表明した。

 同筋によれば現在、パレスチナ解放機構(PLO)の名義で口座を開いてサラーム・ファイヤード財務相が管理し、この口座を通して援助資金の送金を行う可能性が取り沙汰されているが、アラブ諸国はアメリカの同意を条件として挙げているという。

 パレスチナ挙国一致内閣のある閣僚が昨日本紙に明らかにしたところよると、サウジアラビアはファイヤード財務相が1週間以上前にサウジアラビアを訪問した際、パレスチナ人民にサウジアラビアの資金を送金するためのメカニズムを作り出す必要性があり、ただしそれにはアメリカ政府の同意も必要だと同財務相に要請を行ったという。

(後略)

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( 翻訳者:泉千尋 )
( 記事ID:10810 )