ギュル外相、国民投票になった場合は立候補?
2007年05月06日付 Yeni Safak 紙

副首相兼外相のアブドゥッラー・ギュルは、“チャンカヤの新たな主人”(大統領)を国民が指名するのであれば、立候補するだろうと語った。ギュルは英語版フィナンシャル・タイムズ紙に語り、政府は憲法を改正し、大統領を国民に選んでもらおうとしていると述べ、自らがAKPの大統領候補になるだろうと語った。ギュルは「私の支持率は70パーセントである。だから、国民に託すことを決めた。第1回投票で圧倒的多数の票を獲得します。」と話した。同紙はこの状況では政府と世俗主義者らの溝がさらに深まるだろうと解説している。
ギュルは、憲法改正が議会を通過しなかった場合には、この改憲に関する法案を国民投票にかけると明らかにした。ギュルは「トルコは民主的な国である。民主的なルールが適用される。」と述べた。

■無効後、初の投票
トルコ大国民議会(TBMM)では、トルコの第11代大統領の第1回目投票が再度、本日(5/6)行われる。TBMMの総会は本日の11:00にビュレント・アルンチ議長の下に召集され、第11代大統領の第1回投票を再び行う。副首相を兼任するアブドゥッラー・ギュル外相が唯一、大統領に立候補している。

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( 翻訳者:松岡聡美 )
( 記事ID:10821 )