■本日、トリポリにてエジプト・リビア首脳会談
■ムバーラク大統領とカッザーフィー大佐、ダルフールおよびソマリアの状況と二国間関係について協議
2007年05月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【トリポリ:本紙特派員】
ホスニー・ムバーラク大統領は今日、リビア革命の指導者であるムアンマル・カッザーフィー大佐との会談のため、高官レベルの使節団を率いて、トリポリの地へ赴く。
本紙特派員が得た情報では、協議はアフリカの最新情勢を取り上げる予定で、その筆頭にはダルフールとソマリアの状況が挙げられる。加えてこの五月末にトリポリで開催されるサヘル・サハラ諸国共同体 (CEN-SAD)の2回のサミットの段取りについても話し合われる。この2回のサミットの後にはガーナの首都でアフリカ連合(AU)の総会が行われ、その場でアフリカ連合の連合政府が樹立される予定。トリポリでのサミットでは、イラクに関するシャルム・シェイフでの会議結果と照らし合わせつつ、イラクの現状についても話し合われる。
エジプトとリビアの両首脳は、二国間関係や共同開発、エジプト人労働者の状況と、彼らに対するリビアでの就労機会の増大についても協議する予定である。
(後略)
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( 翻訳者:泉千尋 )
( 記事ID:10851 )