レバノン元首相暗殺に関する国際法廷、国会の早期承認を国連が要請
2007年04月28日付 Al-Nahar 紙
■ 国連、今期中の国際法廷設置承認を国会に催促
2007年04月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
【AP】
潘基文国連事務総長は、ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺の犯人を裁く国際的な性格を有する法廷の設置をレバノンに承認させるための国連の努力が今までのところ失敗に終わっていることに懸念を表明し、レバノン国会の通常会期が来月終了する前に法廷設置を承認するよう呼びかけた。
アメリカのAP通信社が行ったインタビューの中で潘事務総長は、ニコラ・ミシェル法律顧問が最近レバノンを訪問し、ナビーフ・ビッリー国会議長をはじめ全ての主要な関係者と話し合ったが「何ら前向きな発展にはつながらなかった。だから私は非常に心配している」と語った。
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( 翻訳者:河上直衣 )
( 記事ID:10948 )