総選挙の予算、公正発展党は45億円、共和人民党は73億円
2007年05月22日付 Milliyet 紙

総選挙活動のため各政党は予算を割いた。公正発展党は5千万新トルコリラ(およそ45億円相当)、共和人民党は8千万新トルコリラ(73億円)、正道党は4千万新トルコリラ(37億円)となっている。集会の会場設営から旗、パンフレット、国際道路輸送協定車両の賃貸料、党章や長旗にいたるまで何百万新トルコリラが政党の会計部から、支出される。国会議員候補はさらに支出が伴う。

公正発展党副党首ビュレント・ゲディクリは、選挙のための国庫補助の30%が組織に送られうること、党本部が行う活動も加えると総額5千万新トルコリラが選挙のために使用されることが発表された。ゲディクリ副党首は、公正発展党は以前の代理店を引き続き利用することを明らかにし、選挙費用のなかに国際道路輸送協定車両の利用料も検討している、と述べた。

■ 1日に2度の集会

共和人民党会計責任者マフムート・ユルドゥズは、「国庫補助のすべてを利用する」と述べた。同氏はまた、デニズ・バイカル党首が1日に2度の集会を行うような体制で準備していると明らかにし、「総計400万もの共和人民党党旗確保のために競売を行った。倉庫にも150万ちかくの党旗がある。2台の国際道路輸送協定の車両を借りる予定だ。党章、ポスター、公報、党綱領、選挙公約が準備される。これらの作成のため競売を行うつもりだ」と話した。

■ 正道党の予算は4千万新トルコリラ

正道党幹部は、祖国党と共同の選挙活動について話し合い中であるとし、およそ4千万新トルコリラの国庫補助を利用する、と明らかにした。同党幹部は、宣伝活動のために広報マンのアリ・タランと合意に達した、と発表した。祖国党は、選挙の補助を受けることができなかった。

各政党は1月の初頭に1億8百万新トルコリラ(約165億円)もの国庫補助を受けた。各政党に対し最終的に次の補助が行われた。

公正発展党:9410万新トルコリラ(86.3億円)
共和人民党:5320万新トルコリラ(48.8億円)
正道党:2620万新トルコリラ(24億円)
民族主義者行動党:2290万新トルコリラ(21億円)
青年党:1990万新トルコリラ(18.3億円)

■ 技術費用

集会での音響システム設備や、演壇の準備、会場の規模によって巨大スクリーン設営のような技術サービスを行う会社オーナーであるセルムート・キュチュクギュルによると、集会の技術サービスがアンカラ、イスタンブル、イズミルのように大都市で1万新トルコリラ(約92万円)、小規模な県では5千新トルコリラ(約46万円)で行われる。





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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:10955 )