■ レバノンとガザ地区の情勢、四者協議の主要な議題に
2007年05月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
【ベルリン:AFP】
ドイツ外務省のニース・ビットナー報道官によれば、中東での暴力行為が増大している今、中東問題の調停にあたっている四者(欧州連合、アメリカ合衆国、ロシア、国際連合)による会議が、5月30日にベルリンで開催される予定である。
ビットナー報道官は記者会見で、その四者協議に潘基文国連事務総長が参加すると述べた。さらに、ガザ地区およびレバノンで発生している暴力行為について指摘し、現在欧州連合の議長国であるドイツが呼びかけた今回の会議の背景にあるのは、そうした「非常に懸念されている状況である」と付け加えた。同報道官によれば会議の内容は、それらの状況と、「緊張緩和のための努力の調整」である。
今回の四者協議は、ベルリン近郊のポツダムで行われる主要8カ国の外相会議と同時に開催される予定で、外務省庁舎で開催され、会議の後に記者会見を行う予定である。
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( 翻訳者:千鳥伊久美 )
( 記事ID:10980 )