ムバーラク大統領がエルサルバドル、中国、AUの各訪問団と会見
2007年05月22日付 Al-Ahram 紙

■ムバーラク大統領、エルサルバドル大統領と二国間関係の進展について協議
■AUのコナリ代表、ムバーラク大統領との会談後:「AUはソマリアとダルフールの両危機が慢性化する事態を危惧する」

2007年05月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日午前、初めてエジプトを訪問し三日間滞在するエルサルバドルのエリアス・アントニオ・サカ大統領と会談した。パワー・ブレックファストをはさんで続けられた協議では、いくつもの地域問題や国際問題について互いの見解を交わすと共に、二国の相互関係について話し合われた。

 またムバーラク大統領は昨日、ヘリオポリスの大統領府に中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長を迎え、エジプト人民議会のスルール議長も参加した会見では、エジプトと中国の二国間関係および国際問題が話し合われた。

 他方、ムバーラク大統領は昨日、アフリカ連盟(AU)の、アルファ・ウマル・コナリ代表とも会見し、会見後の記者会見で同代表はソマリアとダルフールでの最新情勢およびアフリカ連盟代表部としての両危機への対応策についてムバーラク大統領に説明したと述べ、両危機が悪化して中東情勢同様慢性化することへの警戒感を示した。

(後略)

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( 翻訳者:泉千尋 )
( 記事ID:10999 )