アゼルバイジャンでは、アザーンを流す際の拡声器使用禁止令が、イルハム・アアリエフ大統領により撤回された。アアリエフ政権のアリ・ハサノフは、国内で大きな議論を呼んでいる禁止令に関し、「この禁止決定は大統領が関知することなしに採択された。今日以降、禁止令は取り消される」と述べた。
コーカサス・ムスリム評議会によれば、アアリエフは「アゼルバイジャンはムスリムの国家であり、モスクから流れるアザーンの声は聞こえる必要がある」と話したという。禁止令の解除に続いて、拡声器からの音声を必要以上に大きくしているモスクに対する対策をとることも明らかにされた。
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( 翻訳者:森 天眞 )
( 記事ID:11025 )