アメリカとイランが30年ぶりに直接協議
2007年05月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ アメリカとイランの歴史的協議が氷を溶かす 議題はイラク問題に限定
■ ギーラーニー・モスク付近でトラック爆破、数十人が犠牲に

2007年05月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【バグダード:本紙】

 イランとアメリカの直接公式協議が昨日、およそ30年ぶりにイラクのヌーリー・アル=マーリキー首相の官邸において、マーリキー首相の同席のもとで行われた。

 双方は協議が前向きなものであったという点で一致し、1ヶ月以内に次回協議が開催される可能性に言及した。

 今回の協議ではイラクでの暴力行為を停止させる方策に重点が置かれ、アメリカは民兵組織へのイランの支援中止を要求した。一方、イラン代表団はイラク治安部隊に対して訓練を行うことを申し出た。これは現在アメリカが行っている任務である。

 協議の開催と時を同じくしてイランのマヌーチェフル・モッタキー外相は声明を発表し、「イランはアメリカがイラクから出て行く手助けをする用意がある」と述べた。

 協議終了後しばらくして、アブドゥルカーディル・アル=ギーラーニー・モスクの近くで爆発物を仕掛けたトラックが爆発し、24人が死亡、68人が怪我をし、モスク付近に大きな被害が出た。

 イラン大使は、アメリカではなくイラク政府の呼びかけに基づいて今回の協議を受け入れたことをつとめて強調した。

(後略)

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( 翻訳者:泉千尋 )
( 記事ID:11040 )