独立実業家協会、酒を供するロカンタに措置が必要と提言
2007年06月03日付 Radikal 紙
独立実業家協会(MÜSİAD)運営委員会総会で、ケマル・ウナクタン財務大臣に提出された「税法、財政政策、国有不動産、民営化に関する報告書:確定と解決の提言」という名の報告書において、酒を供さず儲けの少ないレストランと、酒を供して儲けの多いレストラン間の収益の不均衡が取り除かれることを求めた。
当報告書では、税、社会保険基金(SSK)の保険料、不動産の不労所得の課税問題なども取り上げられたほか、酒を供するロカンタ(レストラン)に関し、次のような提言を行った。
「以前から、レストランは、高級な第一級、第二級、第三級というような等級に応じて区別されていました。誰もがこのカテゴリーにしたがって課税されていました。小さな通りで商売をする人と、大通りに面したところで商売をする人では収入に違いがあり、大都市においてはさらに顕著です。同様に、(酒を供さない)ロカンタの収益は酒を供する店と比較して、非常に少なくなっています。この点に見られる不均衡は、制度によって是正されなくてはなりません」
MÜSİADメンバーの意見を反映して準備された250項目の報告書では、この提言があるパラグラフだけが濃い色の文字で強調されて書かれていた。
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( 翻訳者:幸加木 文 )
( 記事ID:11059 )