アレヴィー、公正発展党から出馬して議席を望む
2007年06月04日付 Yeni Safak 紙
「世界エフリ・ベイト(預言者の一族)財団」のフェルマニ・アルトゥン会長の子息であるオズギュル・アルトゥン氏が公正発展党の国会議員候補者に立候補した。
オーストラリアのシドニー大学大学院で観光経済学を学び、3ヶ国語に堪能な34歳のアルトゥン氏は、トルコの人口の1/4を占めるアレヴィー教徒を、各政党が狙っていると語った。公正発展党もアレヴィー教徒の有権者の票を獲得しようとしている組織であると語るアルトゥン氏は、次のように話した。「我々が公正発展党に近かったため、我々を批判したり、信用が置けないと非難したりする人々が、1人ずつ、2人ずつと公正発展党に近づいている。これは我々がどれだけ正しかったかを、示しているのだ。ゆえに私はイスタンブル第二選挙区からの国会議員候補者に立候補したのだ」。さらにアルトゥン氏は、「前回、アレヴィーの国会議員は、ただの1人でさえ公正発展党にはいなかった。ところが共和人民党には20人ものアレヴィーの国会議員がいるのだ。公正発展党もこのプロセスにおいて“合格するはずだ”」と述べた。
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( 翻訳者:石丸由美 )
( 記事ID:11068 )