トルコ政府、イランとシリアに密輸武器の詳細情報を要求
2007年06月02日付 Al-Nahar 紙

■ トルコ政府、イランとシリアに密輸武器の詳細情報を求める

2007年06月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【MENA】

 トルコ外務省筋は昨日、イランとシリア両国に対する要求の覚書を準備中であると述べた。この要求は、5月25日にトルコ東部のビンギョル県においてテロ事件に遭遇した貨物輸送列車のコンテナの一つから押収された積荷の武器についての詳細情報を求めるものである。

 トルコの「ミリイェト紙」によれば、まずコンテナの検査を行っていなかった関税局員に対して広範囲の捜査が行われた。しかしイラン当局が二国間で調印された合意に基づく出荷文書に印を押した後は、関税局の責任者は検査行為を行うことが出来ない取り決めになっている。

 関税局のバルニット・アルタム副顧問は、このコンテナが建設資材を積載しその内側に武器を隠していたこと、このコンテナがイランの「バフナーム・シャフリヤーリー」社からシリアの「ジューリー」貿易会社に送られたものであったことを明らかにした。また、いずれかの国家の情報機関がこの貨物の存在を察知し、クルディスタン労働者党と合意のうえ線路の爆破を実行し、その結果として貨物車10輌のうち7輌が転覆し、武器が発見された可能性が強いとの見方を示した。

 また「ヒュリイェト」紙によれば、建材と武器を載せていたこのコンテナは、5月11日にイランとの国境地帯にあるヴァン県のキャビ・キョイ・ゲートから入り、メルスィン港を目指していた。しかし[港湾管理の]請負会社が決定された後の引き継ぎが遅れたために港には着けず、この武器の積荷は15日間トルコ国内に留まっていた。

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( 翻訳者:並木麻衣 )
( 記事ID:11088 )