演劇を利用した外国語教育 -トルコでははじめての試み
2007年06月09日付 Hurriyet 紙

サムスンで「大学-(初等教育)学校」 共同研究の一環として、初等教育学校の生徒に演劇を利用した英語教育を行っている。

「19マユス大学 (OMÜ) 」教育学部英語教育学科の学生は、サムスンとスィノプの複数の初等教育学校の生徒に、学生が台本を書き演じる演劇を通して、英語教育を行っている。

「519マユス大学(OMÜ)」 教育学部英語教育学科の助教授ナラン・クズルタン博士は、初等教育学校の生徒の英語力を強化し、日常会話のスピードをあげることを目的とした試みは有益である、と語った。

クズルタン博士は、生徒への演劇を通した英語教育はトルコでは初めてであると強調し、次のように述べた。

「我々はトルコで初めてこのような活動を始めました。約1ヶ月前に始めた「大学―(初等教育)学校」共同研究の一環として、本校の学生が4作の劇の台本を準備しました。本校の英語教育学科の学生が演じ、初等教育学校の生徒が観客となります。時々、観客に質問します。会話は完全に英語です。このようにして生徒の英語への興味や関心を惹きつけているのです。我々はこの教育を学校の英語教師にも説明しています。今後、我々の代わりに学校の先生方がこの活動を担い、子供たちの英語の手助けをしてくれることが目的です」

クズルタン博士は、サムスンとスィノプの複数の初等教育学校からの要望でこの種の教育を行っており、次年度もこの試みを続ける予定であると述べた。

学生は、演劇を通した英語教育が非常に教育的であると説明し、理論として学んだ教えを実践として行うことは楽しいと述べた。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:11104 )