中等教育学生選抜試験(OKS)が国民教育省によって行われ、教育技術局局長のニザーミ・アクテュルク氏は、2007年度のOKSは今まで行われた中で最も安定した、最もすばらしい試験であり、問題なく行われたと述べた。
また同氏は、試験がトルコ中で問題なく行われたと説明し、教師や生徒も同様な感想を持っており、問題に関してこれまで苦情が来ていないとも述べた。
アクテュルク氏は、問題用紙の印刷に細心の注意を払ったことを明らかにし、問題文を読みやすくし、生徒の目にやさしい紙を使い、また用紙を特別な機械で綴じたと語った。
また、生徒たちが問題文をよりリラックスして読むことができ、用紙が有効的に使われるよう努力を費やした、とも説明した。同氏は、特に数学の解法を書くためのスペースを空け、問題文を昨年に比べて大きな字で印刷してより読みやすくしたと述べた。
アクテュルク氏は、トルコ語の使い方についてもより厳密に扱ったことを明らかにし、特に国語の問題文を何度もチェックしたと語った。
アクテュルク氏は、「今までに実施された中で最も安定した、最もすばらしい試験だった。トルコ中で問題なく行われた」と述べ、試験の後本部にこれほど電話がかかってこなかったのは初めてのことで、試験本部の状況を確認し、まったく問題がなかったと述べた。
問題と解答はインターネットで
アクテュルク氏は、13時以降OKSの問題と解答が、インターネットサイトhttp://oks2007.meb.gov.trで閲覧できるということを明らかにした。
同氏は、生徒もしくは保護者から問題や試験に関して何か苦情があれば、国民教育省にインターネットサイトからEメールで問い合わせができると説明し、苦情にはすぐに答え、広く明らかにすると述べた。
ニザーミ・アクテュルク氏は、今年は、希望する場合は問題文をパソコンに保存することができると述べ、このシステムはあらゆる人々にとって有益なものとなるだろうと付け加えた。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:11109 )