クウェート、アメリカにイラン攻撃のための領土使用を拒否
2007年06月13日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ クウェート「アメリカがイランを攻撃するためにクウェートの領土を使用することを許可せず」

2007年06月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【クウェート:ロイター】

 クウェートは昨日月曜日、イラン政府の核開発プログラムをめぐる対立が高まった場合に、同盟国であるアメリカ合衆国が隣国イランを攻撃するためにクウェートの領土を使用することは認めないと述べた。この公式発表は、アメリカが指揮したイラク侵攻の発進基地となったクウェートの国内で、湾岸地域における戦争勃発の不安が増大する中でなされた。

 ジャービル・アル=アフマド・アル=サバーハ国防相兼内相は記者団に対して、「アメリカ合衆国はイランを攻撃するためにクウェートの領土を使用することはこれまで求めていない。その要請があったとしても、私たちは決してそれを認めることはない」と述べた。

 同国防相兼内相の上の発言は、イランとの軍事的衝突が発生した場合にアメリカ軍兵士数千人が駐留するクウェートの領土を使用することをアメリカから要請されたのかという質問に答えてなされたものである。

 アメリカ合衆国はイランが核兵器の開発を進めようとしていると非難しており、アメリカ政府高官は外交的解決を望んでいると述べてはいるものの、軍事行動に訴える可能性を否定していない。

 一方イランは、核開発プログラムは発電を目的として計画されたものだと述べている。クウェートは、ロシアがイランのために建設しているブーシェフル核施設に対して攻撃が行われることを懸念している。ブーシェフル市は、クウェートから300キロメートル離れたところにある。

(後略)

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( 翻訳者:小林洋子 )
( 記事ID:11146 )