ディヤルバクルで市政の多言語化、実現なるか
2007年06月17日付 Radikal 紙

行政裁判所は、「行政サービスにおける多言語行政の決定」を理由として、ディヤルバクルのスル市のアブドゥッラー・デミルバシュ市長の市長職の解任と議会の解散を決定したが、それに反対を示した民主市民党の54人の市長が共同声明を発表した。

市長たちはダーカプ広場から行進を始め、スル市役所の前に集まった群集によって「アメド(ディヤルバクル)はあなたたちを誇りに思う」というスローガンで歓迎された。ディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長は、共同声明をトルコ語とクルド語で読み、「トルコの公用語であるトルコ語をかえる」意図はないと強調した。
同氏は、「クルド語はこの地域の現実である。日々の生活においても行政サービスにおいても、私たちがトルコの豊かさ(の証拠)であるクルド語を使い続けるということを、誰も疑ってはいない。クルド語を使うことが罪ならば、私たちはこの罪を毎日犯しており、今後も犯し続けるであろう」と述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:11171 )