公正発展党(AKP)は、投票日とその前後に、研修を受けた160万人の監視人に選挙を監視させ、、投票の状況を追跡させる。監視人は、お年寄りや病人、会場に出向けない人を家まで迎えに行き、投票できるようにする。
様々な予想がされているが、本当の選挙結果は投票後に初めて明らかになることを党員全員が心得ていると強調する公正発展党ネジャーティ・チェティンカヤ副党首は、「選挙当日、それぞれの投票箱に9人ずつ選挙監視人を配置します。主要メンバーは、若者と女性のグループから3人ずつ選ばれ、彼らが投票箱の責任者となるのです。
監視人は、有権者を一人ひとり回って話をします。160万人の監視人は、今は選挙運動を行っています。投票前の訪問で監視人は、公正発展党が行った政策を一つ一つ説明します。いい時も悪い時も一緒です。」と述べた。
■「お年寄には投票の手助けをします」
公正発展党ほど、筋の通った党はなかったと述べるチェティンカヤ氏は、以下のように続けた。
「投票日にこの監視人たちは、病気の人や、体が不自由な人、会場に出向けない人を迎えに行き、投票できるようにします。お年寄の手助けをするのです。18 歳になったばかりの若者たちには、投票の仕方を説明します。監視人たちは、有権者と向き合って親身に話を聞きます。選挙後の展開も監視人が追跡します。」
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:11179 )