イラン初「物理学子供アカデミー」、開校から一年が経過:核物理学の授業も
2007年06月19日付 Jam-e Jam 紙


【シーラーズ:ジャーメ・ジャム紙記者】ジャフロムにあるイラン初の「物理学子供アカデミー」が、開校してから一年を迎えた。

 この教育センターでは、160人の小学生たちが物理学、電子工学、電気工学を学んでいる。「ジャフロム物理学子供アカデミー」の創設者であり校長のセイエド・モハンマド・サフラーイヤーン氏は、この学校の教育活動について、「ここの生徒たちは、この地方で最も才能のある子供たちで、1200人の志望者の中から試験を通じて選ばれました。子供たちは一週間を通じて、物理学を科学的手法によって学んでいます」と語る。

 彼はさらに、「このセンターは、8歳以下の子供たちのための、物理学と電子工学を専門とした国内初の教育施設で、産業機械工学を学ぶための実習室もあります。そこでは、子供たちは物理学の基礎内容に親しんでいます」とも述べた。

 サフラーイヤーン氏はまた、「今年の夏、ジャフロム物理学アカデミーで学んでいる子供たちは核物理学や、軽水炉及び重水炉について学んでいます」と説明してくれた。

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( 翻訳者:白峰侑子 )
( 記事ID:11194 )