イスラエル紙報道:オルメルト首相、シリアとの和平交渉再開の意向
2007年06月09日付 Al-Nahar 紙

■ イスラエル国内報道:オルメルト首相、和平の代わりにゴラン高原から撤退の意向

2007年06月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 イスラエルの政府およびメディアはこのところ日ごとに、イスラエルの政策において和平と戦争の両面でシリア問題の占める位置が重要になってきていることを明らかにしつつある。先週にはゴラン高原方面の前線で武力紛争が発生する可能性に備えて、司令部および実戦レベルでの包括的な軍事演習が行われ、アメリカ政府がイスラエル政府に対して地域レベルの問題に影響を及ぼさない範囲で交渉のチャンネルを開くことを承認するという前提でシリア政府との交渉が行われる可能性があるとの情報が漏洩されているが、昨日イスラエルの「イディオット・アハロノート」紙は、イスラエルのエフード・オルメルト首相がシリアのバッシャール・アル=アサド大統領に送ったとされる秘密書簡の内容を伝えた。書簡のなかでオルメルト首相は、全面的な和平協定の締結と、シリアがイランとの同盟から離脱することの見返りとして、ゴラン高原から撤退する意向を示したという。

 また同紙によれば、「オルメルト首相は、先の独立記念日にアメリカのジョージ・ブッシュ大統領と会談し、パレスチナとの交渉再開実現の可能性は殆どないという結論に達したため、シリアとの政治的プロセスの開始を望むことを明らかにした」とのことである。

(後略)

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( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:11201 )