6月15日から割礼費用、無料化はじまる -利用者まだ少数 
2007年06月23日付 Zaman 紙

社会保障機構(SGK)内の社会保険基金(SSK)、自営業者保険組合(BAĞ-KUR)、年金基金に加入者の割礼費用無料化の適用が6月15日に始まった。しかし国民の多くはこのことを知らないことが注目を集めている。国民は、以前は150~200新トルコリラ(約14,000-18,800円)を払わなければならなかったが、新たな適用によってこの費用が不要となった。

割礼の無料化については、一部病院には知らされていなかった。一部病院は適用の指示を待っており、割礼の無料化を行っていなかったことを明らかにした。社会保険基金のイズミル健康事務局の関係者たちはこの状況に反発し、適用の指示は必要ないこと、病院での割礼の無料化の適用は6月15日の時点で始められていたことを明らかにした。

イズミル・バフチェット・ウズ子ども病院の外科への割礼の申請が増加したことがわかった。社会保障機構との合意が得られなかったエーゲ大学ではというと、割礼の執刀費用としてだけで250新トルコリラ(約23,400円)かかるにも関わらず、11月まで繰り延べされている。

本紙はこのことに関し社会保障機構の見解を取材し、(それによると)関係者は保険適応通達が2007年6月15日から施行となっていると述べた。関係者は、保険加入者が社会保障機構と合意を交わした病院へ申請して、子どもたちに割礼をさせることができる、と語った。同機構は以前から、割礼の費用が賄われるため、医療上の必要措置が健康委員会の報告書によって文書化される必要性を強調しており、今の(有料の)状況が、専門でない者により割礼手術が不衛生な状態で行われるという結果を生んでいる、と喚起した。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:11220 )