レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は前日、与党によって行われたシャンルウルファでの政治集会で大学へ進学する学生の数を増やしましょうと述べ、「この点は政府以前に高等教育機構(YÖK)の問題である。必ずこの高等教育機構の問題を解決いたしましょう。憲法の改正が必要です。これもやりましょう。」と語った。エルドアンの言葉によって選挙に出る他の政党の学生選抜試験(ÖSS)廃止の公約が注目を集める結果となった。さて、これがいくつかの政党の「大学入学制度に関連した」公約である。
AKP(公正発展党):学生選抜試験はインターネット上で年に最低でも3回行われる。イマームハティプ学校、また職業学校の生徒達に学生選抜試験で実施されている(他の一般選抜と)異なるパラメーターを廃止します。
CHP(共和人民党):科学技術省を設立します。高校では専門技術に重点が置かれます。大学試験は廃止されます。
MHP(民族主義者行動党):大学入学試験が廃止されます。その代わりに初等教育、中等教育における効果的な方向付けと関連して適応されることになっている成績通知書と、中等教育の成績、さらに中等教育の最後に行われる達成度テストを基礎とした大学入学制度が行われます。
GENÇ PARTİ(青年党):家族に対して、塾へ支払っているお金の半分を政府へ渡すことが要請されます。このお金で教育基金が作られます。基金は教育制度を強化するために使われます。3年にわたり政府へお金を支払った家庭の子供は試験を受けずに志望大学で教育を受ける権利をもちます。
DEMOKRAT PARTİ(民主主義党):学生選抜試験を廃止する代わりに学校での成績を評価する制度を導入します。
SAADET PARTİSİ(至福党):イマームハティプ学校と職業学校の生徒達へ学生選抜試験で使われている、他の受験者と異なるパラメーターを廃止します。
İP(労働者党):中等教育の中身を空にした学生選抜試験の影響に終止符をうち、試験を段階的に廃止します。
EMEP(労働党):学生選抜試験を廃止します。大学入学制度は各々の能力に応じて職業が選択できる形でまた行われます。
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( 翻訳者:智原 幸穂 )
( 記事ID:11256 )