国連レバノン暫定軍に対する攻撃でスペイン部隊の兵士6人死亡
2007年06月25日付 Al-Nahar 紙

■ UNIFILに対する攻撃に各国が非難声明
■ ライス国務長官、レバノンに対する「威嚇行為」をやめるようシリアに警告

【パリ:サミール・トゥワイニー】
【その他各国の首都:諸通信社】

 アメリカ、フランス、イタリア、エジプト、シリア、イスラエルの各国政府は、スペイン部隊から6人の死者を出した、レバノン南部で昨日発生した国連レバノン暫定軍に対する攻撃を非難した。アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官はシリアがレバノン国民に対する「威嚇」を継続することに対して警告を行った。

 ライス長官がパリに到着した際の共同記者会見において、フランスのベルナール・クシュネル外相は「我々はUNIFILのスペイン人兵士に対するこの攻撃に関して遺憾の意を表明し、またこれを強く非難する。…平和を維持するために、フランスとアメリカはより強固な協力関係を築く必要がある」との声明を発表した。

 ライス国務長官は「この攻撃に対する皆さんの非難の声に、私の声も加わらせてください」と述べ、「国際部隊がこれまで果たしてきた、そして今も果たしている重要な任務」を称賛し、「国際部隊は、レバノン国民が普通の生活を送れるように、戦争行為の停止を維持してきた」と指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:佐藤卓巳 )
( 記事ID:11315 )