サバンジュ大学で工学部に入学した学生の何人かはコミュニケーション学学士として、経済学部に入学した何人かは政治学学士として卒業した。
学生選抜試験(ÖSS)を受けた学生は、獲得した点数の結果サバンジュ大学を希望したら、学部ではなくカリキュラム基礎で大学に登録される。
学生には、初めの2年間、(学部の)カリキュラムとは違う授業を選択する機会や、教師に相談して全学部のカリキュラムを経験する機会が与えられている。
2学年の最後に希望した学部に、どんな試験も受けずに入ることができる。
ここ7年間で教育を受けた1944人の学生のうち897人は当初の考えを変え、初めとは違う専門を選択した。工学・自然科学学部に入った学生の50%、芸術・社会学部に入学した学生の52%、経済・経営学部に入学した学生の27%が初めの選択とは異なる分野に進んだ。
工学・自然科学部には総数1256人が入学した。選択を変更した学生の数は631人に上った。芸術・社会学部に入った314人の学生の内164人、初め経済・経営学部を選んだ374人の学生の内102人は異なる専門で卒業証書を受け取りたいとして、カリキュラムを変更した。
■なぜ変更したのか
サバンジュ大学の学生は変更の理由を以下のように説明している。
ギョズデ・オトマン:2002年に工学自然科学学部に入学したにもかかわらず、視覚芸術・視覚コミュニケーションデザインカリキュラムにおいて教育を受けている。
ボラ・ベキロウル:2年次の終わりに視覚芸術・視覚コミュニケーションデザインカリキュラムを選択した。私自身の考えであり、自分の音楽製作スタジオを設立しようとがんばっています。
シミラ・ジェイハン:社会政治学の勉強を志していた。2年次に生産システム工学を選択した。大学の制度のおかげで希望した分野に進めた。
現地の新聞はこちら
( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:11321 )