7月22日の国会議員総選挙に関連して、選挙宣伝と禁止事項の適用が今週開始される。
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党の選挙行脚に、首相府の飛行機、ヘリコプター、公用車を用いて回ることを批判された。首相は7月12日以降、専用機と首相府専用バスを用いることができない。首相は、選挙集会に転じる(可能性がある)ため、集合住宅局TOKİの鍵の手渡し及び開会式でも演説することができない。
今週、さらに政党のラジオ・テレビ番組における演説時間を決定するために、抽選も行われる。高等選挙委員会(YSK)の決定によれば、公正発展党(AKP)は10分間の放送3回と20分が1回、共和人民党(CHP)は10分間が4回、そして他の政党は10分ずつの放送が2回と、ラジオとテレビ番組で演説ができる。2007年7月15日に始まる政見演説は、2007年7月21日金曜日18時まで、決まった日時で続けられる。
選挙に参加する政党の中で公正発展党と共和人民党のみが、映像広告を出す権利がある。公正発展党と共和人民党は、今までに達成したことを映像に盛り込み説明することができる。ラジオとテレビでの政見演説に申請した各党の放送時間と順番は、各党それぞれの代表者とトルコラジオ・テレビ放送協会の代表者の立会いの下、高等選挙委員会で7月10日の抽選で決定される。
選挙に参加する政党のうち、ラジオとテレビで政見演説を望む政党は、高等選挙委員会にその旨を伝える。映像で法に反するケースがあれば、放送許可が与えられない。(放送に際しては)高等選挙委員会の名の下、職務遂行する者の指示に従わなければならない。
高等選挙委員会の選挙予定表によれば、選挙宣伝と禁止事項は、7月12日木曜日に開始し、その後の経過は次のようである:
・7月17日火曜日:過失の罪で有罪判決を受けた者と、服役中の有権者のリストが確定される。
・7月18日水曜日:郡選挙委員会は、選挙に必要なものの入った袋を投票所の委員会に手渡して、職務準備が整った状態にする。
・7月21日土曜日:選挙宣伝を18時で打ち切る。
・7月22日日曜日:投票日。選挙禁止事項は24時で失効。
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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:11348 )