重複投票防止用インクの配布はじまる
2007年07月11日付 Hurriyet 紙

選挙で使用される重複投票防止用インク購買のための国家資材局(訳注:以下、DMOと略す)の入札にアンカラ、イズミル、イスタンブルから計3社が参加した。7月22日に実施予定の選挙で使用されるインクの配布がはじまった。

合計18万個の選挙用インクの入札に対し、81万YTL(付加価値税は含まず)(訳注:約7,700万円)を提示したBmカラー社が落札した。Bmカラー社のアスルハン・エルドアンさんはアナトリア通信の特派員に対し、生産した18万個の選挙用インクのDMOへの納品を完了した、と語った。

アスルハン・エルドアンさんは、このインクは手の指から最低1週間は色落ちしないと述べ、以下のように語った。
「計3社が参加した入札で弊社が落札した後、20センチリットルの大きさの18万個のインクをDMOに引き渡しました。DMOでインクの配布が始まりました。弊社のインクの成分には銀も含まれており、トルコ基準研究所の検査にも見事通りました。
弊社のインクは、最低1週間は指に残ります。爪については、塗った部分が伸びるまで色落ちしません。健康には全く害を及ぼしません。ペン先にスポイトの付いた容器に入れて生産しており、選挙で安心して使うことができます。」

■選挙用のインクの使用
2002年11月3日に行われた選挙では、トルコで初めて、重複投票防止のためにインドから1個約4ドル(約500円)で輸入した選挙用インクが使用された。
2004年3月28日の地方選挙で、DMOはインドからインクを輸入する代わりに、入札で自国のインクを購買することにした。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:11366 )