イラク復興支援、日本の航空自衛隊任期延長
2007年07月10日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ 日本、イラクでの航空自衛隊任期を1年延長

2007年07月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【東京:ロイター】

塩崎恭久内閣官房長官は、火曜、日本政府は、航空自衛隊がイラクで行っている支援任務を2008年7月31日まで延長する事を決定したと述べた。

昨年日本は、2年以上にわたりイラクでの非戦闘任務にあたってきた600名の陸上自衛隊を引き上げたが、航空自衛隊200名が、駐イラク米軍への輸送経路を提供するためクウェイトに残っていた。2年間の任期延長は法律により許可される。

記者会見で塩崎官房長官は、「政府として、イラク再建を引続き支持するという我々の立場を明らかにする」と述べ、日本は、国連とイラク復興に携わる国々の活動に今後も協力すると付け加えた。

イラク派兵は、安全保障の面で東京の最大の同盟国である合衆国に歓迎されたが、各方面の有権者による反対にあった。しかし、兵員が一回も発砲することなく、また犠牲者も出さずに帰国すると、政府への支持率は上がった。

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( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:11368 )