イスタンブル工科大のソーラー船ヌスラト号、世界3位に
2007年07月13日付 Radikal 紙

 トルコ初のソーラー船「ヌスラト号」が世界三位に輝いた。イスタンブル工科大ソーラー船チームが製作した「ヌスラト号」は、米国アーカンソー州にて2007年7月13日から17日の間に開催された「ソーラー船世界選手権」で第三位の座を獲得した。

 イスタンブル工科大学ソーラー船チームはいくつかのカテゴリーに分けて開催された競技大会で、最優良電気システムアイデア賞、最優良ソーラーシステムアイデア賞、最優良デザイン賞、最優秀若者チーム賞、そして操縦競技の第三位を獲得した。

 船舶・海洋学部の学生でチームのリーダーを務めるミュニル・ジャンスン・オズデンさんは、2003年から船の製作に取り組み始め、一年目で船のデザインをパソコンで完成させたと語った。スポンサーの援助があってこそ製作を完了させられたと話すオズデンさんは、この船の名前はチャナッカレの戦闘で大役を果たしたヌスラト機雷敷設艦に由来すると述べ、「この名前に相応しいのは第一位であった。しかし初参加で明らかに経験不足のため、三位という結果には納得している」と話した。

 イスタンブル工科大学のファルク・カラドアン学長はというと、「快進撃続行のために来年に向けてより万全な準備がなされねばならない」と述べた。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:11382 )